「心理的安全性」は単純に捉えてみてもいいかもしれない

自己マネジメント

組織マネジメントにおいて「心理的安全性」が重要な要素として取り上げられてから久しい。色々な本や記事を目にする機会も多く、また組織の中で実践している人も多いのではないだろうか。

心理的安全性が図られている職場というのは、一つに、その場にいる社員が仕事をしながらも「素」でいられることと解釈することもできるのではないかと思う。

「素」でいるのは周囲に気を許したり自由に振舞えるというでもあり、普段のオフィスで気兼ねなく雑談していたりするのをみると、組織をマネジメントしている身として良い空気が流れていることにホッとすることもある。

ついでにこんなこともあった話をすると、何かの書類についてメンバーに聞きたいことがあり、通りがかりに席にいたメンバーに声をかけたら、朝ごはんのおにぎりをもぐもぐしながら答えてくれたw

もしかすると一昔前なら怒られたりするのかもしれないが、仕事上必要な受け答えは出来ているし、なんならそのメンバーと自分との間には3階層くらい立場が離れているんだが、それでも「素」で話せる(対応できる)というのはやはり精神衛生的に良いと思うし、逆にこちらも和ませてもらっている。

こういったやりとりはやがて信頼となり、場合によってはがんばる動機に置き換わることもあり、最終的に組織の成果に結びつくのではないかと思う。

組織自体にここぞという時がある。
その時にしっかり機能するためにも、日常を何気に過ごせるというのはとても重要なことで、普段の行動や雰囲気に目を向けて、まずはマネジメントする自分自身が安心感(心理的安全性)を得られているかどうかも重要なことではないだろうか。

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