仕事と運動の関連性:運動の継続によって歩めたキャリア

自己マネジメント

20代から定期的な運動を20年近く継続している。

40代になると色々と人生を振り返る瞬間があるが、僕の仕事人生において運動していたことがとてもプラスに働いてここまでやってこれたと実感している。

もちろんやっていない場合と比較できるわけではないので、本当に効果があったかどうかはわからない。それでも一般的に言われるストレスに対する効果などを勘案すると、やはり一定の何かがあることは言ってもいいだろう。

運動が終わったあとに『運動していて本当に良かったな。』と思えることが度々ある。

僕は、水泳やランなど少し時間をかけてゆっくり継続できる運動をしている。
かける時間は1~2時間くらいが多く、はじめの数分~十数分はウォーミングアップにあて、徐々に慣らしていくことになる。

ゆっくりした運動は体の動作が一定になるため、慣れると脳は体のことを考えずにも思考できる状態になる。習慣的に行っているとこの思考状態に入ったあと、今週あったことを振り返ったり、来週やることを考えてみたり、あるいは自分の過去や現在、将来のことを考えることで頭の整理になり、すっきりすることができる。

運動が良かったと思える瞬間が訪れるのは、やはり過剰なストレスがかかっている時になる。

・仕事で重要なイベントがある際
・大きなミスがあった際
・ミスのリカバリーが必要でどうするか思案中の際
・コミュニケーションミスから対人関係を修復しなければならない際
・自分の意思とは真逆に事実を受け入れる必要がある際

当たり前だがほぼネガティブだw

ただ、思考して、整理して、決断する。という流れは、ポジティブもネガティブもなく、次の起こすアクションに向けた統一された過程とも言えるのではないか。

「思考する、整理する、決断する」とは簡単に書けるが、実際、人は感情の生き物である。だからこそ、ストレスがあり常に冷静にできないものだと思う。

運動は、この感情を取り払ったり、溜飲を下げたりして、冷静さを取り戻すのに最適だと実感している。

運動中にものごとを考えはじめると、

・そのものごとにだけを集中して考えられる。
・感情的なものは一度は大きく膨れ上がることもあるが、その後しっかり冷める。
 (意図的に感情を振り切った方が良い場合もある。頭の中で「くそが」って叫んだりw)
・迷いを断ち切れる。
 (恐らく考えごとは初動の段階で潜在的に7:3とかになっているのだろうが、その3の不安要素を完全に取り除ける)

という流れをたどって、すっきりした状態に落ち着く。そして、落ち着いた自分を感じることで、運動して良かったと本当に思える。

週に1回30分~1時間程度の思考でも、こうやって定期的に頭の整理ができると、その時代やその瞬間でかかえるネガティブなことも乗り越え、プラスに作用して、仕事の壁を何とか乗り越え、振り返って順調にキャリアを歩んでこれた気がしている。

運動は向き不向きもあるのかもしれないが、体を動かすことと頭を動かすことを同時にできれば良いので、ウォーキングなど過度な負荷にならず続けられそうなものがあればぜひお勧めしたい。

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