お金持ちや上級役職者になるための上位5%の思考とは

自己マネジメント

僕は子供のころお金持ちになりたいとよく思っていた(笑
根本的に何か将来やりたいこともなかったので、社会に出てからもしばらくは働かずに生きるにはどうしたらいいのかと漠然と考えていたものだ。
その後、働いて世の中が見えてきて、目の前の仕事の質も量も上がっていくにつれてそういった考えは薄まり、夢は諦めた。。(笑

仕事でお金持ちなる(?)には、給与を多くする必要があるわけだが、目の前の結果を出すのは当然のこと、その向こうに役職があり、その部署の役割、それと会社の給与水準なんかも理解していく必要がある。会社の給与水準には、自社に留まらず業界他社や他業界なども含まれたものになるだろう。
極論的には自社の給与水準に不満というか伸びしろがないのであれば、自分が立つステージを考える必要が出てくるわけだが、極端に違いがないのであれば転職リスクや考える時間を費やすよりもその場で力を発揮することに注力した方が良いように思う(多くの会社ではある程度上に行けば満足するものがあるので、リスタートするよりもそちらに力を振り向けた方が良いということ)。

そのように考えていく中で、世の中の水準についても知る必要がある。というよりも、段々世間の話題が耳に入るようになり、日本の給与水準で年俸1000万円を超えるのは上位5%だということがインプットされるだろう。

年俸1000万円が金持ちか否かはさておき、少なくとも20人に1人というところに入り込まなければ何も始まらない。ということには気づける。20人がライバルとして横並びでいるような大きな会社は、そこまで苦労しなくともその水準を超えてしまう場合もあるだろう、ただ、一般的な中小企業は難しいのではないだろうか。

5%を役職に転換してみると、(もうあまりないかもしれないが)主任<係長<課長<部長という並びがあると、20人に1人のポジションは課長or部長になるだろうか。まずはそこを目指すというのが本筋になりそうということは理解できるだろう。
ちなみに、そのポジションでも1000万円に到達しない場合であっても、他社や他業界などの情報や転職サイトでの相場などを見て、その価値が同等程度であればそれは目指すべきものとするので良いかと思う。なんにせよ、ある一定以上の市場価値になることが必要だ。

で問題となるのが、果たして自分は(少なくとも)他の19人を押しのけていけるのかどうか。

もし自身にノルマがあったり数値評価が明確であればもちろんそれを超えていくということになるだろう。一定期間仕事をやった結果として得られる金額や役職を周囲などと比べたりするなどして、その経過を判断することもできるかもしれない。ただ、到達するのに何年かかるのかわからない、あるいはこのまま到達地点に確実に着ける保証はない。という状態ではないだろうか。

この不安定な状況に対して、何年も継続して意思を持ち続けるのが困難だと思うので、僕の場合は、19人ができないであろうこと、19人が考え付かないであろうこと、19人はやらないであろうこと、などという視点を持つようにしている。

これは人それぞれなので自分を振り返って考えてみてほしいが、
・人よりも時間を使って考える(時間は積み上げなのでいつか19人よりも上にいく)
・簡単な仕事をおろそかにしない(掃除など誰でもできるようなことを年齢や役職問わず継続する人は珍しい)
・プライベートで運動や睡眠をかかさない(仕事のパフォーマンスを一定にし続けられるのは珍しい)
などがあげられる。

・・・そんな簡単なこと?そんなの意味あるの?と思っている人は恐らく1/20人になるのは難しい。なぜなら殆どの人(19人)がそう思うからだ。そんなの当たり前というのを当たり前にやっている人がいないということがよくあるのだ(少なくとも自分の周りでは)。

実際仕事をしていると、成果に違いがあれど人の能力はそんなに変わらないということに気づく。能力が変わらないのに5%に入るには、自分と他人との違いにも気づく必要がある。
僕の場合は学力的な部分(例えば理解力や記憶力など)で人よりもできないことはわかっているので、負けず嫌いから追いつくまで考えてやる。ということが起点になり、あれ?追い抜けるんじゃないかということに気づいた。

僕的には積み上げていくのはわかりやすく、性に合っていたということになるが、自分の目指すものが何か?どうなりたいか?などを考え、その過程において20人中19人はできない/しないことを自分の中で見出してみるのは面白いんじゃないかと思う。
もう一言だけ付け加えると、誰でもできること、と、誰もでき(やって)ないこと、はわずかな発想の違いであるのではないかと思う。

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